支えてくれた音楽
私のこれまで生きてきた人生は波瀾万丈とは程遠い平凡なものだけど、さすがに数回程少し落ち込む時期があった。
その頃に支えられた音楽がある。
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悲しい昨日が 涙の向こうで
いつか微笑みに変わったら
人を好きに もっと好きになれるから
がんばらなくてもいいよ
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大好きだった人と別れることになった頃に聞いてた歌。
全体の歌詞はもっと辛い状況にある人たちに向けたものだったけど、この歌詞を聞きながら毎日泣いてた。
あの人以上の人なんていないと思ってた私に、きっともう一度誰かを好きになれる日がくるって信じさせてくれた。
「ハローカゲロウ」
GReeeeN
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止まんなけりゃ進むでしょ
何度大丈夫って思って
負けないのは自分にでしょ
毎度毎夜流す泪
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子育てで悩んで動けなくて何も手につかなかった頃、ラジオから流れてきたこの歌に涙が止まらなかった。
そこからは悩んで止まりそうになると、この歌を聞きながら「負けるか」って、「止まるな」って思いながら淡々と作業をこなした。
辛い時に支えてくれるのはいつも音楽だった。
BTSに出会えたのも今だからだと思う。
私を支えてくれる音楽になった。
彼らの歌詞をこれからたくさん知っていけることを幸せだと思う。
BTSを好きになったきっかけ
まだまだ新参armyなんだけど、BTSを好きになった経緯を書いてみようと思う。
2021年11月頃に知ったBTS。
きっかけは何だったかな。
自分の好きなものを見つけようって思ったんだったかな。
いろいろ悩んでた時期で、自分がもっと笑顔になれるものを増やそうってことだった気がする。
この時期まで私はBTSを知らなかった。
防弾少年団って名前は少し聞いたことがあるかなってくらいで、ダイナマイトすら知らなかった。
何かないかなって探してた時にBTSが人気が出てるって情報が入ってきた。
KPOPをほとんど知らないけど人気があるんなら何かあるんだろうなって思って調べてみることにした。
そしてひとつのブログから「ジミンのダンスがすごい」という記事を見つけた。
残念ながらどのブログだったかもう思い出せないけど、そこには「ジミンがいなかったらこんなにはまらなかった」って書いてあった。
そんなにすごいのかなぁって思ってとにかく動画を見始めたと思う。
ジミンの顔もブログに貼ってたからか、誰が誰か分からない中なんとかジミンだけは判別できた。
ダンスは全然分からないけどすごいうまいなぁって思った。
最初ホビとジンくんがどっちがどっちか分からなかった記憶がある。
ジンくんの方がちょっとかっこいいかな?ホビはちょっと女性的かな?って思ってた。
今じゃ全然違って見えるのに不思議だ。
イケメン代表のグクとVがあんまり印象に残ってないのはたぶんジミンだけを探してたから。
でもうっすら顔が整ってるなぁとは感じてたかも。
ただジミンの顔はこれじゃないって排除してたんだと思う。
動画をとにかくたくさん見た。
歌の動画だとメンバーが全然分からないと思ってたら、まさかのメンバー紹介動画がたくさん用意されてて、そこでもジミンをひたすら見た。
なんでジミンばっかり見てたのかっていうと、たぶん私の好みにすごく合ってたんだと思う。
ジミンを見て自分はこんな顔が好きだったのかって、初めて自分の好みを知ったような感じで最初の頃は少しパニックだった。
なんでこんなに惹かれてしまうのか顔のパーツを研究したりもした。
だってグクやテテもいたから。日本にだってかっこいい人はたくさんいるから。
ダンスだって上手な人はいる。もともと歌って踊るスタイルは好きだし、ジャニーズでも好きなグループはいた。
ただジミンのダンスはきれいで泣きそうになった。
運転中とかにも思い出してたから、自分はとても大変な事にはまってしまったと思った。
もしかしたら音楽性がすごくあってたのかも。と考えてビルボートのヒット曲を聞き始めてたりして、決してジミンが好みなだけではないだろうと否定したりもしてた。
なんでだろうな。
誰かにここまではまったことがなかったからかもしれない。
とにかくなんでこんなに惹かれるのか不思議でしょうがなかった。
おかしな抵抗の甲斐もなくジミンのことが大好きになって、さらに今のジミンがあるのはメンバーのおかげだとメンバー全員が大切になって、メンバーそれぞれのおすすめ動画とかもたくさん見てすでに全員を好きになってしまった。
BTSは歌もダンスもメンバーもみんな好き。
ただ私にとってのきっかけはジミンだった。
そしてarmyたちが作ってくれた愛情たっぷりの動画が私をジミンとBTSに出逢わせてくれた。
彼らの言葉を丁寧に翻訳してくれた動画の数々。
armyがarmyを作ってるんだなって思った。
でももともとすごく冷めやすいからきっと長く続くことではないと思う。
それを思うと大好きなみんなに申し訳なくて悲しくもなるから、熱狂的じゃなくてもなるべく細く長く応援したいって思う。
あぁ、そうか。
ファンになって誰かを応援したいって思ったのも初めてかもしれない。
そして先輩armyを見習って少しは宣伝しないといけないね。
大好きなみんなを。
BTSは私を癒してくれるMagic Shopになった。
好きなものを好きだと言えない事
私は自分が好きなものに自信がもてない。好きなものを大好きと素直に言えない。それを残念だと思っている。
素直に言える人を羨ましく思っている。
そこでもし友達がそう言っていたらなんて声をかけるかなと考えてみた。
好きなら好きでいいんじゃない?
別に気にならないよ。
好きなものがあるんだなぁって思うよ。
何かを好きになれるっていいよね。
そうだよね。
たぶん私はそう言うと思う。
いいか悪いか少し他人に対して冷めているところがあるのであまり気にならないと思う。
何が好きかにもよるだろうけど、単純に「なるほど、そうなのか。」と思うだろう。
じゃあその子が好きなものが自分が嫌いなものだったらどうする?
グロいものとかかな?私に見せてこなければOK。
身体に悪そうなものとかだったら大丈夫か?ってなるだろうな。
許せないものとかあるかな。
たぶん自分が許せない程のものだともう警察沙汰だよね。問題外だよ。
あぁ、こうやって極端に考えていくの私の癖だな。問題を重たくしがちなんだ。
あ、ひとつ思い付くことがある。
今はこうやって肯定できる気がするけど、学生時代とかは違ったかもしれない。
えーそんなの好きなの?!とか言いそうだし言われそう。
学生時代って今より「ダサい」っていうことを決められてしまう時代だった気がする。
これがあるんだ!
昔の自分が自分を否定してるのかもしれない。
今振り返っても学生って大変だよね。
好きだった曲を聞いてみる
あまりにもずっとBTSを聞いているのでもともとどんな曲が好きだったんだっけと少し昔に聞いていた歌に戻ってみた。
もしかして好みが少し変わったのかなぁ、と思いながら取り合えず聞いてみたのはray、若者のすべて、赤燈。
たまに聞き返したくなる歌。
あーいいじゃないか。
めっちゃ好きだよ。
やっぱりかっこいいよ。
rayなんて相変わらずキラキラしてる。
rayで初音ミクとコラボしたのも好き。
優しくてキラキラしてて少し悲しいバンプの世界が、ボタンひとつで消えてしまう初音ミクの世界とすごく合ってると思った。
若者のすべては夏になると聞きたくなる。
夏の終わりにぴったりの歌。
空気と空が少し変わっていく頃に聞くのが好き。
赤燈はなんで好きになったのか忘れたけど、曲の雰囲気と言葉選びが好きだった。
子供の頃にだけ使えたおまじないを歌った曲だと思った。
子供の頃の想像力は今でも大切で、でもあの頃のようには信じきれなくて、それが少し寂しいんだけど、あの頃の世界と自分がいたことが愛しい。
ひとりぼっちは寂しいけど、子供の頃に少しでもその時間があると子供の中の世界は広がっていくのかもしれない。
退院
ジミンが退院したみたいです。
自宅療養しているようなので、ゆっくり体調を戻していってもらいたいです。
そしてまた元気な姿を見せて欲しい。
今回ジミンが入院したという知らせを聞いて、予想外に動揺する自分がいました。
今までも芸能人がコロナにかかったという知らせはたくさんありましたがこんなに動揺すると思っていませんでした。
なるほど世の中の誰かのファンは、彼らが大変な時こんな気持ちになっているのかと初めて感じました。
自分の中には知らない感情がまだまだあるんだなぁ。
例えば、結婚をする前の結婚生活の中での悩み。
子供を産む前の子育てへの悩み。
仕事に行き詰まってしまった時の気持ち。
体験してみないと本当に分からないことは残念ながらあるんだと知った。
なるべく想像をして寄り添いたいと思うけれど、分からない気持ちはどうしてもあると思う。
ジミンはいつも悲しい気持ちの相手に寄り添っているけど、それだって全部が理解できているわけじゃないんだと思う。だけど理解できないから寄り添えない。慰めれば反対に傷つけるかもしれないから言葉をかけないという選択をしない。
悲しんでいる時は攻撃的でもあるから自分の方が傷つけられてしまうかもしれないのに。
ただ悲しそうな顔をしてるのが悲しいから寄り添う。
それがジミンの優しさなんだと思う。
慰めるには人と積極的に関わるという勇気がいる。
一歩踏み出す勇気がないと人を慰めることは出来ない。
自然とそれが出来るのはそれを繰り返し繰り返しやってきたからなんだろうな。